Mercy Mercedesは北カリフォルニアのミュージックシーンに新たに登場した可能性を大いに秘めたバンドである。あなたの好きな場所で彼らはあなたをロックさせてくれるだろうし、毎晩どこか地方のボーリング場で彼らに聞き入っているかもしれない。彼らのキャッチーなコーラスとフックの利いたダンスサウンドは、小さな町の少年たちから全国的なスターへとバンドを導くすばらしいマシーンの両輪のようなものである。
Mercy MercedesはAll Time LowやCute Is What We Aim Forなどを手掛けた名プロデューサーPaul Leavittと共に2007年7月にスタジオに入りデビューEP “Casio Rodeo”を完成させ、マスタリングエンジニアにはPanic! At The Discoなどを手掛けたUE Nastasiを起用したのである。“Casio Rodeoを聞いたらみんな踊りだしたくなっちゃうぜ!”とギターのMatt Lovellは言う。
さらに彼らは北カリフォルニアのライブでBoys Like Girls、Fall Out Boy、Cartelなどの大物との共演を果たし、現在も留まる事なくツアーを重ねている。バンのハンドルを握り、成功に飢えながらMercy Mercedesは今も全米をくまなく回っている。ベースのTomは言う、“ライブの後はできる限りの時間を使ってたくさんのファンのみんなと交流しているんだ。それが俺たちの目標さ”。
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